プロが教える自動車保険の選び方
車を買った後、やらなければならないことは自動車保険選びです。法律で強制加入とされている自賠責保険の場合、値段が決まっているので問題ないのですが、万が一の自己に備えて入っておくべき任意保険の場合は、どの保険会社で申し込むかによって値段が変わります。
何気なく、車のディーラーや中古車販売店で、そのまま自動車保険に加入するという人も多いと思いますが、実は、ディーラーや中古車販売店で保険の申し込みをするとかなり割高の料金になってしまうのです。
年間で数万円の差が出ることもあるので、自動車保険に加入する時には、慎重にどこで加入するか検討しなければなりません。
1、通販型と代理店型の違いを知る
自動車保険には、大きく分けて通販型と代理店型の2種類があります。
まず、代理店型というのは、車のディーラーや中古車販売店などが、保険会社の代理店として、自動車保険の契約を受け付けるものです。
車をディーラーや中古車販売店などで買ったついでに、そのまま自動車保険の申し込みをした場合は、この代理店型の自動車保険に加入したことになります。
次に、通販型というのは、インターネットなどで直接自動車保険会社に申し込みをするタイプのことをいいます。
2、通販型自動車保険のメリット
だいたい予想できるかと思いますが、通販型と代理店型を比べた場合、通販型の方が値段がかなり安いのが普通です。
その理由はいくつかあるのですが、代理店型の場合、保険料のうち10%とか15%という決められた金額を代理店が、自動車保険会社から紹介料ということで受け取ることになります。
つまり、代理店型の場合、私たちが支払う保険料には、代理店への報酬が上乗せされているということになるのです。
通販型の場合、インターネットなどで、保険会社と直接契約することになるので、代理店に支払われる金額分が安くなるのです。
また、代理店型の場合、人件費などが大きく発生するのに対して、通販型の場合は、インターネットなどのIT技術をフル活用していますので、人件費を大きく抑えることができるのです。
このような理由で、通販型の自動車保険に加入する方が値段的には圧倒的に安く自動車保険に加入することができます。
3、通販型自動車保険のデメリット
通販型の自動車保険のデメリットとしては、事故時の対応が悪いというのが言われています。
しかし、決してそのようなことはありません。事故対応の専門家がしっかりといますし、そもそも事故の際の保険会社の駆け引きなどは、定型的な簡単なパターンで済ますことが多いので、極端な話し誰がやっても同じなのです。
複雑な事件の場合には、弁護士に依頼することになります。そのような複雑な事件というのはほとんどありません。
そもそも、保険会社の社員には、法律的な示談などをすることは弁護士法により禁止されています。
通販型の自動車保険は、事故時の対応が悪いというのは、代理店が、自分たちの強みがないものだから、無理矢理に付け加えたセールストークにすぎません。
4、結論
結論としては、通販型の自動車保険に加入するのが賢い選択だと考えることができます。
保険料が圧倒的に安いし、デメリットも特にないとうことになりますので、もはや代理店型の自動車保険に入るメリットというのはほとんどないでしょう。
知り合いの義理があるとか、そういうものでしか代理店型の保険というもののメリットはありません。実際に、数字の上でも代理店型から通販型のシフトが進んでいることが鮮明になってきています。
インターネットなどの技術によって、完全に時代は変わりつつあります。時代の流れにうまく乗って賢い選択をすることが何よりも大事です。
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